それぞれのことばを筆にのせて
2026年が始まり、1ヶ月が経ちました。ともそだちでもおもちつきや初詣などの年始の行事を行い、新しい1年の始まりを感じることができました。大寒波が訪れ、厳しい寒さになりましたが、子どもたちは寒さに負けず元気に活動しています。
1月の下旬には書初めを行いました。この取り組みは子どもたち一人ひとりが今の自分やこれからの自分を見つめる大切な時間として、ともそだちプラネットが始まってから毎年行っている活動です。毎日があっという間に過ぎていきますが、少し立ち止まって自分の大切にしたい言葉を考え、なりたい自分をイメージしながら真剣な表情で筆を握っていました。「やってみる」「つよい心」「しゅうちゅう」など、どの言葉からも子どもたちの思いや願いが伝わってきました。わくわくステーションではまだ書初めに慣れていない子どもたちも多くいましたが、気持ちを込めながら書き上げる姿が印象的でした。SNS等の発達によりことばを簡単に覚えたり、使えるようになった一方で、ことばの意味を考え真剣に向き合う機会が少なくなってきたように感じます。今回の書初めでは自分への励ましや相手を思いやる言葉で溢れています。是非ご家庭でも飾っていただきたいと思います。また、わくわくステーション、ムーンショットステーションの目標をそれそれで考えました。わくわくステーションでは「みんなにやさしく」「ちからをあわせる」、ムーンショットステーションでは「みんなにやさしく」「協力する」「大きな一歩」に決まりました。別々の
場所で話し合いを行いましたが、子どもたちの思いが共鳴したかのように同じ目標が生まれ、とても驚きました。それぞれが力を思い切り発揮し、掲げた目標に向けてがんばってほしいと思います。
また、1月17日(土)、31日(土)にはわくわくはそり遊び、ムーンショットはスキー教室を行いました。こちらも年中行事の1つですが、冬を肌で感じながら思い切り体を動かしてきました。そり遊びでは支配人の方に安全な滑り方を教えていただき、ルールを守りながら楽しむことができました。スキー教室では何度も行っている6年生や中学生は、とても上手でこれまでの積み重ねを感じました。一方で初めて挑戦する子も多く、思うように止まれなかったり、バランスを取ることが難しかったりとドキドキの連続でした。それでも最後まであきらめず、がんばる姿が印象的でした。冬キャンプでは今回の経験を生かしてほしいと思います。
いよいよあと1ヶ月で春休みになり、新しい学年に向けての総まとめの時期になります。書初めで書いた決意や大切にしたいことばを胸に、日々を大切に過ごしてほしいと思います。ともそだちプラネットも10周年という大きな節目から11年目が始まりました。これまでの積み重ねを大切にしながら、また新たな気持ちで様々な活動に取り組んでいきたいと思います。
(わくわくステーション 植田 諭)

わくわく水族館
わくわくステーションには魚や生き物が好きな子がたくさんいます。そんなところから“みんなで作った水族館があったら面白いかもしれない!”ということで、
大きな模造紙に合わせて子どもたちがそれぞれ魚を描いてみることにしました。
早速はじめてみると私が思っていたよりも詳しい子が多く、いろいろな魚をどんどん描いていくのでびっくりしました。また、生き物の図鑑を見ながら「こんな生き物がいるんだ!」と感心している子もいました。実在の生き物だけではなく、お気に入りのゲームに出てくる魚や子どもたちがこんな生物いたら面白いな、など想像力を膨らませて描いたものもできあがってきました。子どもたちの真剣に描く姿やいきいきしている姿があり、「みんなでこんな素敵なものが作れるんだ」と思いました。
当初は水族館を作る予定でしたが、描いているうちに壮大な海が出来上がっていました。第二弾は、深海が出来上がる予定です。
「沈没船を描こうかな」「こんな魚どう?」と子どもたちの描きたいものがたくさん出てきているようでとても楽しみです。【土屋】

飯田市で紙芝居上演!~北原志乃さんをしのんで~
ムーンショットでは飯田市の上郷図書館から招待を受けて、2月7日に“てんとくん”の紙芝居「てんとくん おばけやしきへ」を上演しに行ってきました。上郷は2024年に急逝された北原志乃さんの出身地です。北原さんは“てんとくん”シリーズのイラストばかりでなく、多くの昆虫などの挿絵を手がけられました。図書館には北原志乃さんの作品が数多くあり、改めて北原さんの素晴らしい業績を子どもたちなりに感じ取っているようでした。
紙芝居披露には、50名近くの来場者(北原さんのご家族・友人・“てんとくん”作者のいぶき彰吾さんまで!)が見えられました。この日のために練習をしてきたムーンのメンバーは、当日出席できなかった子の分まで一生懸命に紙芝居を上演しました。
その一生懸命さ“てんとくん”への想いがお客様にも伝わったのでしょうね。中には涙をされる方もいらして、会場全体がとてもあたたかな雰囲気に包まれました。
きっと北原さんも見ていてくれたに違いないと思いました。
“てんとくん”はともそだちプラネットに無くてはならない存在です。北原さんの想いを大切に、今後も“てんとくん”の活動を行っていきたいなと思いま
す。【古屋】
駄菓子販売も頑張っています!
グラン・ジュテあい工房では12月の障害者週間の販売が終わって、ようやく落ち着いて生産活動ができると思いきや、ありがたいことにいろんな団体から駄菓子の納品のご依頼がありました。中には販売活動のつながりからの依頼もあり、段々にグラン・ジュテあい工房の活動も地域に浸透してきたように感じます。
駄菓子の販売活動の工程も多岐にわたり、販売数の把握・値付け・棚卸・賞味期限の確認・販売・商品札作りなどがあります。値付け作業はメンバーにとって意外に面白いらしく、一心不乱に作業を行います。また単に値付け作業と言っても、値札をどこに付けるかだけで商品の印象が変わってきます。メンバーの中にはお客さんが商品を取ってくれたことも考えて仕事ができる方も増えてきたように感じます。
二月末までは引き続き焼き芋も販売しているので、是非グラン・ジュテあい工房に遊びに来てください!【原】

